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2016年3月9日水曜日

アレルギー性結膜炎、涙で判定する新手法開発

スギ花粉などで起こるアレルギー性結膜炎を涙で判定する新手法を開発したと、鶴見大や国立成育医療研究センターなどの研究チームが発表した。
 精度が90%超と高いのが特徴で、米医学専門誌電子版に7日掲載された。医療現場で早期発見ができるよう約10分で判定する機器の実用化を目指すとしている。
 アレルギー性結膜炎は約2000万人の患者がいるとされ、かゆみや充血が起きる。重症化するとまぶたの裏側が膨れたり黒目の表面が傷ついたりして、手術が必要となる。
 研究チームは、アレルギー反応が起きている細胞では骨や皮膚の再生に関わる「ペリオスチン」というたんぱく質が多く作られることに着目。アレルギー性結膜炎患者の目尻から涙液を取り、ペリオスチン濃度を調べた。その結果、患者55人では大量に検出されたが、健康な18人からはほとんど検出されなかった。重症者の濃度は軽症者の7~29倍で、重症度の判別にも使えそうなことが分かった。堀北真希「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」 女性ならではの視点で

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